ある意味無人契約機は無人ではないのです
最近では銀行系カード貸し出し企業でも採用していますが、一昔前までは支出者金融の典型例ともいえる影響だったキャッシング無人契約機。
この無人契約機ですが、無人という名前からも分かるように、そこには金融組織の方はおらずポツンと契約機が置いてあるだけになっていますので、ちょっと人と話す事が弱点という方には重宝な契約機となっています。
しかも、無人契約機があるロケーションはプレハブのようなもので囲ってある事例が多々あるため、外から見たら中に誰が入っているのかが理解いただけませんので、個人情報が守られるという点においても良いものとなっています。
そして、無人契約機でキャッシング査定に申込を行うと、インターネット申込よりも査定〜融資までの時が早くなりますので、即日査定・即日融資を受けたいという方にとっては査定に通りさえすれば無人契約機で契約する事がお薦めの近道となっています。
ですので、支出者金融のキャッシングを活用したいという方は、結構この無人契約機を使用している場合が多くなっていると思われますが、金融組織の方がおらず個人情報が守られているとはいえ、油断していると査定で不利になる見込みがあります。
そんな訳で、今度の文章では、無人契約機における契約の流れと、何故油断しているとキャッシング査定で不利になってしまうのか?について解説します。
無人契約機における契約の流れ
これからは、無人契約機における契約の流れについて解説します。
(この流れについては各契約機によって異なる事例があります)
1.無人契約機のタッチパネルによる属性情報の入力
氏名や年齢、住所や電話番号、住まう形態や期間、勤務先や勤続期間、年収や競合企業借入件数や代金などの属性を入力します。
この場合、過去に金融事故を起こしているが査定に通りたいがために氏名の読みをわざと間違える=虚偽申告しても金融機構では類似検索で虚偽申告を見破れますのでやめた方が良いです。
その上、勤務先電話番号を間違えてしまったら、在籍見極めが出来ずに査定に通らない見込みがありますので、自身の属性は間違いのないように申告して下さい。
2.本人見定め書類の読み込み
自らの属性の入力が終わったら、本人見極めのための本人見極め書類の読み込みを行って下さい。
ついでに、本人検証書類で有用ものには、運転免許証パスポート健康保険証住民票住民ベース台帳カードなどがありますが、大抵のキャッシングでは運転免許証があれば問題ないのです。
しかも、金融組織によっては運転免許証以外のケースには、パスポート+住民票など2種類の本人見極め書類の提示を求められる事がありますので、詳細は各金融機構のWebページでご検証下さい。
3.査定
キャッシング査定に必須な属性の入力や本人検証書類の提示が終わると査定に入ります。
査定では、申込者から申請のあった住所の見極めや競合企業借入件数や代金、または金融事故情報の有る無しなどの信用情報の検証が行われます。
加えて、在籍検証のため勤務先へ電話連絡が行きます。
他にも、申込情報に不備があると査定中にオペレーターから質問があります。
4.カード発行、融資
無事査定が完了すると、その場でキャッシングカードが発行されます。
その実無人契約機も見られている貴方は、無人契約機では誰にも見られずにキャッシング査定に申込できると思っているかも知れませんが、その実無人契約機と言えども誰かに見られているんですよね?それは、金融組織のオペレーターになります。
もっとも、無人契約機の周辺にはカメラが据え付けしていると考えますが、このカメラによってキャッシング申込者の様子が逐一見られているのです。
また、これからが肝心になりますが、あまりに申込者の態度が悪いとオペレータに不信感を与えてしまい、査定で不利になる見込みがあるのです。
ですので、どんだけ無人契約機での申込だからといっても真剣(?)に申込を行って下さい。